第18回 緊急メルマガ! R2.4.1 「コロナ特別編」
皆さん、こんにちは。
POPS研究会代表の呉(おう)です。
連日、コロナウイルスに関する報道で、社会全体が閉塞感に陥って、桜がきれいな時期にも関わらず、よどんだ空気感が漂っています。
歯科医院でもマスクやグローブなどの仕入れに苦労されたり、定期検診を中心にキャンセルが増えている歯科医院も少なくないと思います。
とりわけ、感染症対策として、政府や各自治体で行っている外出自粛や在宅勤務などは社会活動や経済活動をよりひっ迫したものにしています。
これは主に、感染症研究の権威者や学会によるガイドラインが大きく反映されています。
WHOでは生活習慣病のことをNCDs(Non-communicable Deseases:非感染性疾患)として、感染症と生活習慣病を分ける傾向があります。
感染症に関するIn vitroの研究はデータが出しやすく、エビデンスが確立しやすいですが、ヒトにおけるコロナモデルなどのIn vivo の研究は倫理上不可能で、感染者と生活習慣病を結びつけるのは困難です。結果として、「ウイルス排除」に関する対策が大きく報じられ、日々の生活習慣に関する啓蒙は2の次になっている傾向があります。
しかしながら、「ウイルス排除」には限界があり、かなり注意している人も感染しているとの報告も多くあります。
また、コロナウイルスも高血圧や糖尿病患者の感染リスクが高く、睡眠時間が短いとまたコロナウイルスにかかりやすいことがわかってきました。
つまり、「ウイルス排除」に対する対策と併せて、ウイルスが体内に入っても「ウイルスに感染しにくい身体」を作るための生活習慣が非常に重要です。
自宅にいることを強要されるとストレスがたまるかもしれません。
ヨーロッパでは今DVが急増しているとの報告もあります。
ストレスは免疫力を弱めて、感染リスクが高まります。
食事も保存食中心になると、炭水化物や塩分過多の恐れがあります。
これは肥満や高血圧のリスクに繋がります。
「Stay home」で普段よりも身体活動が低下することで、身体が脆弱化して、生活習慣病や感染リスクが高まっているかもしれません。
在宅勤務や外出自粛などの不自由を強いられる時こそ、自らの生活習慣を見つめなおすチャンスと考えます。
その中で、歯科医院でサポートできることを考え、今回、健康ブログ コロナ特別編として、「歯科からできるコロナ対策」を3編つくりました。
「唾液のチカラ」、「鼻のチカラ」、そして「歯科衛生士のチカラ」です。
お口の中からできるちょっとした生活習慣を患者さんにお伝えして、歯科からコロナの難局に立ち向かい、貢献できるようにしたいと考えました。
とりわけ、「歯科衛生士のチカラ」は絶大で、是非、ブログを有効活用して、口腔衛生による感染リスク低減に寄与して頂けると幸いす。
それぞれの歯科医院で難しい局面もあると思いますが、ポジティブに頑張りましょう!
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では、今後とも「みんなの元気を支える歯科」を考える会、POPS研究会を宜しくお願いします。
呉 沢哲
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