DAY18 実践、実感
DAY17でも述べたように、宣言はクライアントにとって、勇気のいる行動です。
また、実践、実感の部分でも同じことが言えます。
日々の慣れた生活習慣に新たな生活習慣を取り入れることは簡単ではありません。仕事のような他者や社会的責任を負った立場では、その行動は継続的に維持されますが、こと自分事に関してはぞんざいになりがちです。
「長く続けることができるかな。」「本当にこんなことで痩せれるかな」など、程度の差はあれ、不安感を持ちながら、新たな生活習慣に挑むのではないでしょうか。
ですから、宣言後の定期健診でコーチは勇気くじきをしないように気を付ける必要があります。
あくまでも勇気づけをします。少しでも改善があれば、褒める。また、共同体感覚を強化するためにコーチ自身の嬉しさを表現しましょう。もし、禁煙ができなくても、ありのままを受け入れます。そしてチャレンジしたことをほめましょう。そして、頑張ったことに感謝しましょう。将来に対して、クライアントの気持ちとは乖離して、頑張りを促すと、勇気くじきになりますので、注意が必要です。