乳糖不耐症
こんにちは。今回は
「乳糖不耐症」についてお話します。
サプリメントを飲んで、お腹がゴロゴロしたり、下痢気味になるなどの症状がでる可能性があります。ひどい症状になることは稀ですが、それは、「乳糖不耐症」が原因かもしれません。
☆牛乳・乳製品で胃腸が・・・
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする方がいます。アイスクリームなどの乳製品でもダメな人。また、ゴロゴロ以外にも、お腹が張る、ひきつる、気分が悪くなる、下痢になるなどの症状がでる場合もあります。
これらは、「乳糖不耐症」とよばれるもので、牛乳にアレルギーがあるわけではなく、小腸で乳糖分解酵素(ラクターゼ)が十分に作られない為に、牛乳や乳製品に含まれる乳糖を消化できないことが原因で起こります。
☆どのくらいの人が当てはまるのでしょう?
乳糖不耐症の素因のある方は、伝統的に乳製品を摂っているヨーロッパの方では1割強と少ないですが、アジア人や黒人、地中海地方の方では、実に7~9割が該当するとも言われています。
世界全体でみれば、むしろ耐性を持っている方が珍しく、乳糖不耐症の素因を持たない方を「ラクターゼ活性持続症」と呼ぶこともあるそうです。
ただ、素因があったとしても、その症状には幅があり、実際に不調として症状が出る方は、約2割程度と言われています。
日本でも、「お腹がゴロゴロする方のための牛乳」として、ラクターゼ処理をして乳糖を分解した牛乳が商品化されています。
☆サプリメントでお腹が不調になる場合は?
サプリメントを飲むと、お腹が緩くなる方がおられますが、その原因は、サプリメントに添加物として使用している「乳糖」である可能性があり、特に安価なサプリメントの場合には栄養素よりも添加物(乳糖)の割合が多い製品もありますので、乳糖不耐症の素因のある方は注意が必要です。
※原材料表示がしっかりしているサプリメントを選ぶことが大切です。
それでも摂りたい乳製品
牛乳や乳製品をやめれば乳糖不耐症の症状は消えます。そういう意味では、成人の乳糖不耐症は大して 危険ではありません。しかし牛乳はカルシウム、ビタミンDやB2、たんぱく質を効率よく補給できる 食品です。特に肉や魚をたくさん食べられない幼児期や妊娠中、年配の方(骨粗しょう症を防ぐためにも) ではこれらの栄養素の重要補給源ですので問題です。
これらの栄養素を比較的よく含む上、見た目も味もいくらか似ているため、豆乳が代用品として用いられる ことが多いようです。ただしアミノ酸バランスが牛乳より劣り、単独ではメチオニンやシスティン が不足しますので注意しましょう。
なお、以下の乳製品なら大丈夫という方もかなりいます。
• 市販の「ごろごろしない」牛乳:ラクターゼ処理をして乳糖を分解したもの。
日本では、アカディMBPという商標名で販売されています(日本ミルクコミュニティ)。 ただ、ブドウ糖やガラクトースは乳糖より甘いので、この牛乳も甘いようです。 料理に使う場合は注意しましょう。
• ヨーグルトや乳酸菌飲料(カルピスやヤクルトなど)、チーズ、その他はっ酵乳製品全般:
製造の過程で乳酸菌やビフィズス菌、チーズの原料の酵素が、乳糖を分解するからです。 よって、はっ酵の度合いや種類によって差が出る場合もあります (チェダーチーズは大丈夫だけどマスカルポーネやモッツァレラはだめ、など)。
また、乳製品を少しずつ繰り返し摂っていると軽くなる・治ることがあります。
これは、摂った乳製品をえさにして乳酸菌やビフィズス菌などが腸内に増えるためのようです (いわば、お腹でヨーグルトを作っているわけです)。ですから、少量のはっ酵乳製品からはじめ、 次に牛乳を少しずつ料理の中に加えて使うようにして慣らしていくと、 やがて飲んでも大丈夫になる方もいます。このとき、初めのうちに使うはっ酵乳製品は、 「生きたまま菌が届く」と書かれているものの方が早く効果があがるかもしれません。
※お腹がゴロゴロしたときに市販の整腸剤を使用したくなる事もあるかと思います。しかし、整腸剤の中には乳糖を含むものがあるため、重度の乳糖不耐症の方は注意が必要です。ラックビー、エンテロノンRなどは乳糖が多く、ビオフェルミン、レベニンなどは乳糖が少なめ。意外な盲点です。
参考資料 株式会社ヘルシーパス
身体の冷えについて2
こんにちは。
前回に引き続きこんかいも”冷え”について。
今回は、”冷えを取るために気を付けること6点”です。
① 腹巻を365日24時間する(昼は薄めの生地で、夜は厚めの生地で)
最近は、心身へのストレスが非常に多く、どうしても冷えやすい傾向が強いです。mた、女性は筋肉量が少ないので、男性以上にお腹が冷えやすいです。冷えが最大の下人で、便秘や生理不順・ひどい生理痛・寝付けない等の睡眠トラブルが起きます。
② 湯船につかった入浴・半身浴で身体をしっかり温める
シャワーだけでは身体は温まりません!!
③ ウォーキングを週2~3回する。汗をかきましょう
④ 水分を摂り過ぎない
ヨーロッパと違って日本は湿度も高いですし、パンと違ってご飯に味噌汁の食事からとれる水分量も違います。やみくもに水2ℓ飲むのはかえって身体に負担をかけ、体調不良を引き起こす事もあります。
⑤ 省が・塩分をしっかり摂る。(生姜は一日に親指2ヵ分位、塩は自然塩を)
⑥ 食べ過ぎない
血糖値を下げるホルモンは、インシュリンのみ
上げるホルモンは、グルカゴン・アドレナリン・糖質コルチコイド・成長ホルモン・甲状腺ホルモン、とたくさんあります。
人間は飢えに対応する能力が強いです。
摂取カロリーを少なくすると、ガン抑制遺伝子の働きが活発化するそうです。
以上6点紹介しましたが。参考にしてみてください。
外気温に関係なく、一年中”冷え”ますので、うまくつきあっていきたいですね
身体の”冷え”について
こんにちは。
今回は“冷え“についてお話します。
☆なぜ体が冷えるのか
1携帯電話・家電の電磁波の影響
2運動不足と昼夜逆転の生活
3砂糖の摂り過ぎ
4あふれかえる人工香料の香り
☆どのように解消するか
1電磁波カット家電や電磁波カットシート
2簡単な呼吸法と体操
3せめて自分で作る料理には使わない。使うなら羅漢果やアガベシロップなど
4市販の洗剤。柔軟剤、消臭スプレーなどを使わない。
☆簡単な温め食材
本葛、みそ、ネギ、玉ねぎ、大根、しょうが、にんにくなど。
<まずは冷やす原因を取り除きましょう!!>
科学物質は身体を冷やします。要注意!!
1部屋の壁紙・合板のフローリング等に使われている接着剤も身体を冷やします。
改装工事をしてクロスやフローリングを交換することは難しいですが、お部屋やクローゼットに置いている防芳香剤、防虫・坊カビ製品はやめましょう。
2中国製の合板の家具は、やめましょう。
ヨーロッパでは規制されている化学物質も、日本では規制されてない為平気で使用されています。安さや見た目のデザインだけで選ばないようにしましょう。
3電気式の室内・携帯タイプの防虫商品は、やめましょう。
農薬を身体のすぐそばでまき散らしているのと同じで、特に幼児がいる家で使うのは危険です。
4市販のシャンプー・リンス・入浴剤などのお風呂用品
市販の合成洗剤・柔軟剤・芳香剤をやめましょう。髪の毛や洋服についた人工香料は24時間私たちの身体や脳・心に緊張を与え、冷えとストレスを与えます。
ほとんどの病気にマイナスなだけでなく、最近増えている発達障害の大きな原因の一つといわれているそうです。
身体の冷えの原因に化学物質や電磁波が影響しているとは驚きではないでしょうか?
ものがたくさんあり便利な時代になっていますが、それが原因で冷え性が多くなっているのは残念ですね。身体の為にも環境のためにも、無添加の食材や家具などを取り入れるなど心掛けたいですね。
風邪を引かない為には・・・
こんにちは。インフルエンザやノロウィルスが流行りだしていますが・・・
みなさんは元気でお過ごしでしょうか??
前々回にはインフルエンザ予防のための栄養素を紹介しました。
今回は風邪を引かないために、日ごろからの習慣・方法をご案内します
【1】 うがい、手洗いを徹底する
風邪は、せきやくしゃみを浴びるだけでなく、かかった人の鼻水や唾液がついた手で自分の鼻や口の粘膜に触れるとうつるため、ていねいなうがいや、石けんを使っての手洗いが効果的です。
飛沫は小さくて目には見えないので、公共交通機関のつり革や手すり、自動販売機のボタン、エレベーターのボタン、エスカレーターの手すり、手動のドアの取手などに付着している可能性もあります。
【2】 薄着の習慣をつくる
厚着の習慣は体温調節の能力を低下させ、抵抗力を弱めてしまいます。なるべく薄着にして気温の変化に皮膚や粘膜が順応できるよう鍛えましょう。寒い時期に極端な薄着をするのではなく、温度差の大きい屋外と室内の気温に合わせて、こまめに衣服の脱ぎ着をすることを心がけましょう。
【3】 使い捨てマスクをよく着用する
人ごみに行くときや、風邪がはやっている時期は極力マスクを着用します。ちなみに、少し値段が高いマスクを使い回すよりも、安価な使い捨てマスクを毎日取り替えて使うことをお薦めします。マスクの外側の部分は病原体に汚染される可能性があるからです。
少しでもマスクの予防効果を高めるためには、隙間のないように着用することです。特に、マスクを顎(あご)のあたりまですっぽりと覆うように意識してみてください。
【4】 十分な栄養をとり、適度な運動をする
偏食を避け、バランスよく栄養をとることが大切です。風邪の予防効果を高めるためには、体の免疫システムに欠かせないビタミンCと体のエネルギー産生に必要なビタミンB群、鼻やのどの粘膜を強化する働きのあるビタミンAを多くとることがポイントです。アミノ酸の豊富な動物性タンパク質を食事に取り入れるのも効果的です。
ウォーキングや水泳、ヨガなどの適度な運動で風邪に負けない体力をつけ、免疫力を高めることも大切です 。
[5】 温度・湿度には常に気を配る
冬に空気が乾燥すると、鼻やのどの粘膜が乾燥して体の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。
また、夏場の冷房で体が冷えると、血液循環が悪くなり繊毛運動が弱って、ウイルスが侵入しやすくなります。室内の温度や湿度を適度に保って、感染しにくい環境を整えましょう。
[6】 タオルは、家族との共有を避ける
タオルの共有を避けるだけでも家族間での風邪予防効果はあります。色分けしてタオルを使うなど、工夫を試みましょう。
[7】 よく眠る
疲れやストレス、栄養不足などで体力が落ちると、ウイルスの感染力に負けてしまいます。体力を回復させるためにも良く眠りましょう。
以上7つの習慣です。
結構簡単ではありませんか??(^○^)
ひごろから風邪を引かないように対策を十分とっておくことが重要ですね。
参考資料 NAVER
枕の素材と選び方
今や快適な睡眠 を手に入れるためには欠かすことのできない枕。安価なものから高価なものまで、様々な素材のものが販売されています。
でも、お店で実際に寝転んで選ぶのにも抵抗があるし、また価格に幅がありすぎるし、何がどういいかもわからないと
思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「枕の選び方」についてお話します。
★枕の素材☆
パイプ素材の枕
もっとも手に入れやすく無難な枕は、おそらくこの枕かと思います。通気性もいい上に、ホコリも溜まりにくく、寿命も長いので使いやすい枕です。 価格も安いものでは1000円前後から市販されています。
羽根・エステルを使用した枕
こちらもパイプ素材のものと同じくらいポピュラーな枕です。価格も安いものが多いので購入しやすいのですが、羽根やエステルですので、ホコリがつきやすいのが難点です。アレルギー体質の方は使わない方が良いかもしれません。また、洗うことができませんし、長期間使っていると、せっかくのふわふわ感がなくなってくるので、寿命は短めです。
ソバがらを使った枕
日本で昔から利用されてきたソバがらの枕。吸湿性がいいので、夏場にはヒンヤリと気持ちよく使えるのですが、冬場は冷たく感じてしまうことがあります。また、吸湿性が良い分、、湿気が溜まりやすいのが難点です。寿命は6カ月~1年と言われています。価格は1000円以下のものからあるので、短期間で買い換えながら利用していく分にはお勧めの枕です。
低反発ウレタン枕
近年もっともよく見かけるのが、この低反発ウレタン枕です。価格の差が大きく2000円くらいのものから15,000円くらいのものまで様々なものがありながら、違いが分かりにくいので選ぶのが難しいかもしれません。低反発ウレタン枕の特徴は、枕が頭に合わせて変形してくれることです。柔軟に変形することで、無理なく自然な姿勢で寝ることが可能になります。温度によって硬さがかわってしまうので、少々高価でも、気温によって変化しにくいものを選ぶといいでしょう。
ヒノキ、備長炭、竹炭素材の枕
これらは、自然の素材を使用しているので、リラクゼーション効果が高いと言われています。ヒノキの場合は、4000~15000円くらいが相場です。少し高価ですが、香りがよく虫も付きにくいのが特徴です。一方の備長炭や竹炭を用いた枕は、価格がだいたい2000円~15000円くらいです。隅には遠赤外線効果があるので、肩こりや冷え性の改善が期待できますし、ニオイも付きにくいという特徴があります。ただし、一つ一つのピースが大きいので、ゴツゴツした感じがあり、寝づらいと感じる人もいるでしょう。
★枕の高さ☆
枕の素材の好みはひとによって違いますが、同じように高い枕が好きな人、低い枕でないと寝られない人など、いろいろな人がいると思います。
しかし、好みの枕を使っていても、高すぎたり低すぎたりすると、カラダにマイナスな影響を与えることがあります。例えば、高すぎる枕だと、首筋の痛みや肩こりの症状が出る場合があります。また、いびきをかく原因の一つにもなります。一方、低すぎる枕の場合は、頭痛や肩こり、めまいなどの症状が表れることがあります。
もちろん、好き嫌いはあるかと思いますが、枕の高さは頭を置いた時の厚みが2~4センチ程度が基準です。肩こりやいびき、不眠の症状がある人は、一度自分の枕の高さを測ってみてください。実は、枕の高さに原因があるかもしれません。
最後に…
睡眠については、生活のリズムや体調などさまざまな要因が複合されるものなので、枕を変えれば万事解決!というわけにはいきません。しかし、相性の悪い枕で寝ているために良質な睡眠を得ることができていない可能性も否定はできません。
最近は、店頭でカウンセリングを受けながら、自分が一番気に入る素材、高さを提案してくれるオーダーメイドの枕専門店や、自分のカラダに合った枕かどうかを自宅で試すために、枕を数日間貸してくれるお店もあるようです。そうした枕はそんなに安いものではありませんが、睡眠は人間の健康にとって、とても重要な意味を持ちます。快眠を得ることで健康が改善されるのであれば、枕にある程度のお金をかけるのも高くはないでしょう。自分に最適な枕に変えることで健康を手に入れることができるなら、とても安いものだと思いませんか
参考資料 健康辞典より
歩く速度は寿命に関係がある??
こんにちは。今回は
アメリカのニュースサイト「Livescience」から、寿命を予言する研究について記載されていた内容をお話します。
☆歩くのが遅い人は寿命が短い
運動をしている方がいいということなのでしょうか
・・・なんと、毎秒1メートル以上の速度で歩くことのできる高齢者は、同世代で同じ性別の場合、歩く速度が遅い人よりも確実に長生きであることが判明しました
ピッツバーグ大学医学部のステファニー・ストンデスキー教授は、「人間が動く速度は、その人の活力と健康を如実に表しています」と言って、更に下記のように説明しています。
「身体自身が、自分にとってベストな歩く速度を選んでいます。その速度が“自分の健康指標”になるというわけです。
あくまで“指標”なのであって、これからウォーキングを始めて歩くのを早くしたからといって、いきなり寿命が延びるというものではないのです。基盤となる健康上の問題に取り組む必要があることには変わりがありません。」
これを読む限りでは、ただ早歩きをすれば良いというあけではなさそうですね。
この研究は、既存の9つの研究を分析したもので、およそ3万4,500人の生存率と歩く速度、性別、BMI(身体を体重の二乗で割った指数)、病歴の調査を基にしています。
人間の歩き方と歩く速度は、その個人のエネルギーと運動を抑制し強調する能力によって決まります。そして運動の制御と協調は、心臓血管、神経、筋骨格など複数の身体システムが適当に機能している必要があります。
歩くなんて簡単な運動に見えますが、実は体内の複数な機能が、滑らかに動かないとできない運動だということですね。
このため、年齢や性別よりも、歩く速度の方が正確に寿命を表しうると研究チームは考えています。一周4メートルのトラックを歩く速度に基づいて、今後10年の生存率をかなりの確率で予測できるとのこと
また、平均寿命の人の歩く速度は、たいていの年齢層で男女とも“1秒当たりの0,8メートル”だそうです。具体的な数値を出されると、余計に自分の速度が気になってしまいますね!
ステファニー教授によるとこの研究は、たくさんの具体的な応用方法があるそうです。例えば、高齢者にとって、安価で迅速な健康チェックとなりえることや、医師にとっては、患者の生活の質を確認し、改善策を提供することに役立つことなどがその例だそうです。
いかがでしたか?
寿命や生存率なんて言葉を聞くと気軽に歩けなくなりそうですが、高齢化する日本でも“安価で迅速な健康チェック”は必要ですよね。
その時に慌てないためにも、今のうちからなら、しっかり歩いておいてもいいかもしれません
参考資料 LibeScience
風邪・インフルエンザ対策
こんにちは。
今回はインフルエンザ予防についてお話します。
これからインフルエンザが流行りだす季節ですので、気を付けてこの冬を乗り越えましょう。
風邪、インフルエンザ予防に役立つ栄養素
風邪やインフルエンザにかからないために、日ごろから免疫システムが正常に働くようにしておくことが大切なのはご存知のとおりです。私たちの免疫システムの強化に役立つ栄養素には様々な種類があり、その対策方法で次の3つに分けることができます。
1. のどや鼻の粘膜の働きを高める
細菌やウイルスの侵入口であるのどや鼻の粘膜の働きを高めておくことで、侵入を防ぐことができます。「ビタミンA」には、粘膜の構造保持、粘膜分泌機能の保持という生理機能があり、ビタミンAの欠乏で、粘膜が弱くなり、風邪をひきやすくなるといわれています。「ベータカロテン」は、体内で必要に応じてビタミンAに変化し、また、強力な抗酸化作用もあるので、栄養素としてはベータカロテンとしての摂取がお勧めです。
2. 免疫力を高める
抗原抗体反応、金を食べて破壊する貪食細胞、ウイルスに感染した細胞を破壊するキラー細胞など、体内の免疫システムは、チームとして体を守っています。免疫機能を高める栄養素には、NK細胞の活性化、ウイルスの不活性化、インターフェロンの産生促進、抗体産生促進作用のある「ビタミンC」。抗体の合成にかかわり、免疫機能を正常に保つ上でも欠かせない「ビタミンB6」。抗ウイルス活性、食細胞、リンパ球の活性化に役立つ「亜鉛」。白血球の増殖を促進し、細菌貪食能を向上させる「セレン」。白血球もの働きを高める「CoQ10」があります。
3. 活性酸素の害を防ぐ
免疫機能の武器はおもに活性酸素ですが、調整がうまくいかずに過剰に活性酸素を放出してしまうと、自身を傷つけてしまうことになります。そのため、活性酸素に対抗する抗酸化物質は免疫機能の維持にもとても重要です。
例えば、免疫の中心となる白血球は、抗体の生産や食作用に使う活性酸素から自身を守るために十分な「ビタミンC」を必要とします。ビタミンCの豊富な白血球は、より多くの最近を貪食できるといわれています。
「鉄」「ビタミンE」「セレン」「CoQ10]「フラボノイド」などが
具体的な対策は?
風邪やインフルエンザに対する栄養摂取面での具体的な対策は、バランスのよい食事で栄養素をしっかり摂ることに加えて、ビタミンCの多い果物を摂ることです。これからの季節、手軽に食べられる果物であるミカンなどの柑橘類には、ビタミンCと、ビタミンCの効果を高めるヘスぺリジンのほか、ベータカロテンも豊富に含まれています。
また、食事だけでは栄養素の補給に自信がなかったり、しっかりと栄養補給をしたい時には、高性能のマルチビタミン&ミネラルのサプリメントが役に立ちます。
風邪対策に有名なビタミンCについて
ビタミンCというと、ノーベル賞を2度受賞したライナス・ポーリング博士が有名です。博士は、大量のビタミンCを補給することで、風邪が短く、症状が軽くなると勧めています。
ビタミンCには
、免疫システムに関連する下記のような生理・薬理作用が知られており、これらの働きによって効果が期待できるのではないかと思われます。
・酸化作用から体の組織を守る抗酸化作用
・正常な免疫機能を維持
・ヒスタミンを失活させ、鼻水症状を緩和
サプリメントを上手に使って、健康維持に役立ててください☆
参考資料 株式会社ヘルシーパス ニュースレター
冷えはダイエットの天敵?!2
こんにちは。
今週は先週にひきつづき体温を上げる15の方法をご紹介していきます。
① 冷たい食事、飲み物はさける
冷たい物を口にすると体を冷やすだけでなく、内臓機能を低下させ、消化不良や下痢、胃もたれしてしまいます。飲み物も冷たいものではなく、常温か温かいものにしましょう。
② 食品添加物の多いお菓子、レトルト加工食品はさける
血液循環を悪くし、低体温の原因にもなります。
③ 根菜を多く食べる
根菜は体を温める作用があります。ショユガは特に体を温めてくれます。
④ おなかいっぱい食べない
食べ過ぎは胃腸に送り込む血液循環を悪化させ、消化不良や胃もたれになり、便秘や下痢の原因にもなります。
⑤ 飲み物はノンカフェイン
カフェインは交感神経を優位にしてしまいます。リラックス状態のほうが血流はよくなります。冷えむくみ体質の方は特にカフェインの飲み物は控えましょう。
⑥ 足湯や 半身浴をする
血行を促進することで、内臓機能の働きをよくし代謝も上がります
⑦ 睡眠をしっかり取る
睡眠が少ないと自律神経が乱れます。自律衣神経が乱れると、血管を圧迫し、体を冷やしてしまいます。イライラや常に緊張した状態も良くないです。しっかり睡眠をとるようにしましょう。
⑧ 薬を乱用しない
今はドラッグストアで便秘薬、頭痛薬、睡眠薬など簡単に買えます。しかし、化学医薬品というのは通常、体を冷やす特性があります。治す為に薬を気軽に飲んでいるつもりが、わざわざなおりにくい体を作っているともいえます。
⑨ ストレッチをする
体が固いと血流も滞ります。ストレッチをして体(筋肉)を柔軟させることで血液やリンパの流れが促進されます。女性に多い下半身太りの人は、股関節が固い場合が多いようです。股関節が固いと、下半身の大きいリンパ節の流れを悪化させるのでむくみ、冷え、下半身太りになるのです。股関節を伸ばすストレッチがオススメです。
⑩ リンパマッサージをする
リンパを流すことで体内の老廃物が排出され、代謝が高まります。
⑪ 足裏マッサージをする
足裏には体の部位と連動して反射区がたくさんあります。マッサージをすることで足全体の疲れだけでなく、冷えやむくみを解消し、胃腸の動き、臓器の働きを活発にしてくれることで、免疫力と代謝を上げてくれます。胃腸の反射区が土踏まずのところです。便秘、胃もたれなど胃腸の調子が低下している人は、この箇所を3~5分くらいマッサージすると良いそうです。
⑫ 深い呼吸をする
ストレス社会で生きる現代人は、イライラが多くストレスで交感神経が優位になっている人が多いです。そのような人たちは、呼吸が浅い・早いといわれています。ゆっくりとした深い呼吸は酸素が体内にしっかり取り入れられ、代謝アップしますし、リラックスすることで、全身の血流が良くなります。
⑬ 薄着はしない
おしゃれでお腹や腰をだす服装は、体を冷やすだけです。
⑭ 夏でも日中は、靴下、ストッキングなどを履く
どこに行っても、エアコンが効いている世の中です。特にデスクワークの人は、一日中、冷房の中で仕事をしますので、代謝を下げてしまいます。薄着、生脚は控えましょう。
⑮ 夜、靴下は履いて寝ない
寝る直前までは、冷えないように履いていてかまいません。しかし履いて寝ると、自分で体温を出しているのを奪ってしまい、余計に冷え性や低体温の原因になります。寝る直前に必ず脱いで寝ましょう。
以上の体温をあげる15の方法、いかがでしたでしょうか??
結構たくさんの項目がありますね、一度に全部実行するのは大変かと思いますが「自分の健康、ダイエット為」と思い一つずつでも初めてはいかがでしょうか。
体の冷えを改善することは、ダイエット、美容や健康面にも良い効果があります。
体温を上げるには、食事、飲み物、睡眠、マッサージ、呼吸、服装などの毎日の生活習慣から見直し、気を付けていきましょう。
参考資料 コウヅ式体質改善ダイエット
冷えはダイエットの天敵!?!
今回は低体温とダイエットについて、二週にかけてお話していきます。
まずは、原因から・・・
女性の方にお聞きします。「あなたの生理後の体温は36度以上ありますか?」最近、カラダが冷えているのに、自覚がない人が多いそうです。そこで今回はダイエットの成功を妨げる低体温の原因を知り、体温を上げる方法をご紹介していきます。
☆なぜ、低体温の人は痩せにくいの
私たち人間の体は約60兆個の細胞が集まって、その生命活動を支えています。そして、その生命活動を円滑に、正常に行うために必要なのはビタミン、ミネラル、水、酵素など重要なものがいくつもあります。しかしその中で、西洋医学ではあまり重要視されていないものがあります。
それが「体温」です。
実は、私たち人間は大人で36.8度前後、子供で約37.5度までに保たれているのが正常な状態です。ところが、近年は子供でも36.5℃に達しないことが多いのです。女性の方は生理後の体温は36度以上ありますか?生理前は高体温になります。なので、生理後に体温が36度もない場合は低体温です。
体温が1度下がると、代謝が約13%も落ちてしまいます。免疫機能にもホルモンバランスにも異常が出やすくなります。そのため、低体温の人は痩せにくいのです
☆生活環境の変化が冷え・低体温の原因に
特に疾患のない人とアトピー性アレルギー疾患を抱えている人では、アトピー患者の体温のほうが低いのが確認されています。現代病と言われるアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎(花粉症)などのアレルギーは、エアコンが普及し始めた1970年以降に急増していると言われています。
つまり、生活環境や食事の変化が低体温や冷えを引き起こし、免疫力を低下させているのです。冷えた体ではどんなに頑張っても、ある程度以上なかなか痩せることはできません。ですから体温を上げることをしないといけません。
冷え、低体温状態を改善し自然治癒力が高く、新陳代謝機能が正常な状態を作ることが大切です。低体温が改善されれば、不眠、便秘、むくみ、生理痛など、数々の症状もなくなっていきます。
次回、体温を上げる15の方法についてお話します。お楽しみに・・・
参考資料 コウヅ式体質改善ダイエット より
美肌のために
こんにちは。寒くなってきましたね。乾燥の気になる季節ですねそこで今回は美肌のための栄養学についてお話します。
美肌とは・・・
「美肌」といっても、ハリ、シワ、シミ、ソバカス、肌の白さ、吹き出物、キメなど、美肌を決める項目は様々です。肌のトラブルというと、化粧水や乳液など、化粧品でのアプローチが多いようですが、実は化粧品では届かない体内のトラブルが根本原因であることも少なくありません。美しい肌を保つために必要な基本的な栄養素と、お悩み別に必要な栄養素をご紹介します。
肌トラブルと栄養素
肌にトラブルが起こる原因には、紫外線、タバコ、睡眠不足やストレスなどによる活性酵素の増加や、新陳代謝の滞り、紫外線によるメラニン生成、栄養不足による皮膚材料の減少などがあります。皮膚組織にダメージを与え、ニキビや肌荒れを起こす原因となる活性酵素への対抗や、ターンオーバーの促進、皮膚材料の合成などに必要な栄養素は特別なものではなく、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など、基本的な栄養素を過不足なく摂取することが最優先です。
お悩み別お役立ち栄養素
基本的なビタミン、ミネラル、アミノ酸の他にも、美肌に効果が期待されている成分もいくつか知られています。
*ハリがない
肌のハリは、皮膚内部の水分量と関係しています。皮膚内部には、水分を溜めこむスポンンジのような役割をするヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ムコ多糖があり、これらが紫外線や栄養不足などの原因で減少してしまうと、肌内水分を維持できなくなってしまいます。そのため、これらの材料になる栄養素やこれらを作るために不可欠な栄養素の補給が注目されています。
【効果が期待される栄養素】 N-アセチルグルコサミン、ナイアシン、βカロテン、レシチン、ビタミンB2、B6
*シワが目立つ
シワは肌のハリに関係しており、皮膚内部の水分の減少やコラーゲン、エラスチンの減少、また、土台となる骨の減少などによって皮膚の表面がゆるんでしまうことが原因と考えられています。シワを予防するためには、皮膚内水分を増やし、コラーゲンやエラスチンを作る栄養素、そして顔骨の骨粗鬆症予防が重要です。コラーゲンを食べても、そのまま肌のコラーゲンにはならないため、肌内のコラーゲンを増やすためには、その素となるアミノ酸をバランスよくとることが重要です。
【効果が期待される栄養素】ビタミンC、パントテン酸、グリシン、L-リジン、L-プロリン、ビタミンD,N-アセルグルコサミン、ナイアシン
*シミ、ソバカスが気になる、美白になりたい
シミ・ソバカスは、紫外線照射が原因と言われています。紫外線が皮膚表面を通過すると、皮膚内部にダメージを与えます。私たちの体はその損傷を避けるために「メラニン」を作って防御します。メラニンはシミの原因となる物質ではありますが、この反応は体にとって大切な防御反応なので、メラニンの生成をむやみに阻害するのではなく、紫外線のダメージを極力減らしつつメラニンの生成を抑え、色素沈着の抑制対策をすることが重要です。
【効果が期待される栄養素】ビタミンC,E、βカロテン、αリポ酸、CoQ10、亜鉛、L-グルタミン、L-シスチン、L-グリシン
*吹き出物が多い
吹き出物の主な原因は、ホルモンの影響等で毛穴に皮脂が溜まり、炎症を起こしてしまうことにあります。毛穴に皮脂が溜まっただけでは吹き出物になりませんが、その皮脂が酸化、炎症を起こしたり、細菌などが侵入してしまったため、まずはホルモンバランスを崩す原因となる生活習慣の改善、基本的な栄養バランスを整えることが最も大切ですが、皮脂の酸化を防ぐための抗酸化物質や、ターンオーバーを助ける栄養素も役に立ちます。
【効果が期待される栄養素】ビタミンC,Eβカロテン、αリポ酸、CoQ10、亜鉛、ビタミンB2,B6、ナイアシン、ヘム鉄、ビオチン
*クマがとれない
目の下のクマは血液の流れが悪いことが原因の一つとされています。目の周りの皮膚はとても薄いため、血液の流れが顕著に現れ易くなります。生活リズムを整え、血の巡りを助ける栄養素の不足を補うことにより、クマだけでなく、肩こり、頭痛、疲れやすい、だるいなどの症状にも効果が期待できます。
【効果が期待される栄養素】ヘム鉄、EPA、ビタミンE、B1、ナイアシン、葉酸
「美肌」は女性にとって感心の高い事柄ですね
栄養素の欠乏を補ったり、積極的に補給して「美肌作り」に役立てていきましょう
参考資料 薬剤師が進めるビタミン・ミネラルの使い方:丸善株式会社
ようこそ!私のニキビクリニックへ:海苑社