座り過ぎが病を生む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の健康ブログは「座り過ぎが病を生む」についてです。

 

 

座る時間と死亡リスク

 

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長く座ることの問題を指摘した、ある研究があります。

45歳以上の男女22万人を3年間近くにわたって追跡調査しました。

期間中に亡くなった人たちの生活スタイルを調べたところ、座る時間が大きく影響していました。

1日4時間未満の人たちと比べて11時間以上だった人たちは死亡リスクが40%も高まっていたのです。

どんなに運動しても、どんなに健康的に食べても、どんなに禁煙しても、長時間座る習慣を改めない限り健康問題を誘発してしまいます。

 

 

 

 

なぜ長く座り続けると健康リスクが高まるのか

 

 

長く座り続けると体の代謝機能や血液の流れに悪影響を及ぼします。

立ったり歩いたりしている時は脚の筋肉がよく働きます。

このとき筋肉の細胞内では血液中から糖や中性脂肪が取り込まれエネルギーとして消費され「代謝」が盛んに行われます。

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座っていると、全身の代謝機能を支えてきた脚の筋肉が活動せず、糖や中性脂肪が取り込まれにくくなり「代謝」が悪くなります。

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この状態が続くことで全身を巡る血流が悪化し、その結果、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、さらに糖尿病などのリスクが高まるのです。

デスクワーク中心の人は心臓病を患いやすく、立ち仕事の人と比べると発症リスクは2倍になります。

さらに最近、長く座り続ける生活が、より深刻な病につながる可能性も明らかになってきました。

男性の場合、座ってテレビを見ている時間の長さが肺がんの発症率を高めることがわかりました。

座っている時間が2時間未満の男性に比べ、4時間以上だと肺がんの発症率が3割以上上がっていたのです。

肺がん以外に肝臓がんや慢性閉塞性肺疾患の可能性も高くなるとされています。

 

みなさんも長く座り続ける生活から脱却してみませんか?

次回は、国内外の学校や企業での座り過ぎない取り組み、簡単にできる対策を紹介します。

お楽しみに(^^♪

 

 

参考著書 座らない! 成果を出し続ける人の健康習慣 トム・ラス

NHK クローズアップ現代 「座り過ぎは病を生む」

 

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