こんにちは今回はホルミシス効果についてお話します
ホルミシスとはあまり聞きなれない言葉ではないでしょうか。
ホルミシスとは、ある物質が高濃度あるいは大量に用いられた場合には有害であるのに、低濃度あるいは微量に用いられれば逆に有益な作用をもたらす現象を示す言葉です。
ここでいうホルミシスとは、放射線ホルミシスのことです。低線量の放射線を使用することにより人間に有益な作用を起こすもので、低線量放射線(または低放射線ホルミシス)ともいいます。
例えば
紫外線は浴び過ぎれば皮膚がんの原因となり、また殺菌灯は紫外線の殺傷力によっているが、少量の紫外線は活性ビタミンDを体内で作るために必要であり、 この活性ビタミンDは血清中のカルシウム濃度を調整するものであって、もし不足すればクル病の原因となります。
ホルミシスという言葉が最初に用いられたのは菌類の成長を抑制する物質が低濃度では菌類の成長を刺激することを表現するものとしてであり、「少量の毒は刺激作用がある」とするアルント・シュルツの法則(Arndt-Schulz rule)の言い直しである。
1979年春に東京で開催された国際放射線研究会議において中国では「自然放射線の非常に高い地区に住んでいる住民の肺癌の発生率が低い」ことが発表される
ラジウム放射線
ラジウムが特殊な病気の治療に効果があることは広く知られてます。
特に癌や皮膚病、神経痛、血圧下降下など、白内障や肋膜炎にもよい。
ラジウムは金属元素で色々な鉱物に含まれているが、その量は微量で希少です。
ラジウム放射線は単一の光線ではなく、アルファ線、ベーター線、ガンマー線が放射されております。
アルファ線の本体は陽性に帯電しているヘリウム粒子であり、ベーター線は単純な陰性電子であり、ガンマー線はX線やラジオのように高度の振動数を持つエーテル電磁波動でその速度は太陽光線と同じ毎秒299000kmです。
このガンマー線の超短波長は物質透過性が強大で約20cmの深さまで人体組織または、鉛版、遮板と穿通透過して電離を起こすもので、ベーター線の100倍、アルファ線の100万倍の透過力を持ってます。
したがってガンマー線は深部治療法に絶大な価値があるものと広く認められ人体細胞に大いなる活力を与え、病菌を殺し難病を治し健康を増進するものです。
放射線は大量に浴びると放射線障害を起こすなど体に害があり、ひどい場合は死に至ります。
ただ、この地上には自然放射線が満ちあふれており、私たちはいつも微量の放射線を浴びています
そしてどうやら、自然放射線の10倍から100倍くらいの放射線を浴びると体や健康にさまざまなよいことが起こるということがわかってきています。
体によいことが起こるのは、低線量放射線に活性酸素を抑制する効果があるためです
活性酸素は、生命を維持するためになくてはならないものですが、同時にさまざまな病気を引き起こし、老化を促進する原因ともなります。低線量の放射線には、ビタミンCやビタミンEの摂取による抗酸化作用とはケタ違いの働きがあります。放射線は細胞の大部分を占める水分を電離させて一時的に大量の活性酸素を発生させ、体内の抗酸化の仕組みのスイッチを入れて活性酸素を打ち消してしまうのです。
「ホルミシス効果」 ウイキペディア
一般社団法人 ホルミシス臨床研修会
NPO法人日本代替療法学協会
より引用