うつぶせ寝・横向き寝は危険?!

こんにちは~!今回は普段何気なく取っている睡眠が、寝相と健康に大いに関係があることについてお話しますkya-.gifheart02.gif



骨や関節の特性を考えると、うつ伏せや横向きの睡眠姿勢は好ましくありませんsweat01.gif

関節や骨に負担をかけるだけでなく、血の流れ(体液循環)を妨げるからです。



またうつ伏せや横向きの睡眠姿勢はあごや口にも悪い影響を与えますkao-a09.gif

皆さんがよくご存じの歯槽膿漏やムシ歯、最近注目されてきた顎関節症、口の粘膜に起こる口内炎など多くの病気に関係あると報告されています。

なんと、うつ伏せや横向き寝の癖のある人は上を向いて寝ている人に比べて歯を早くなくす傾向がありますear.gif

うつ伏せで寝るとほおや唇を介して歯には数百グラムもの力がかかりますkao-a11.gif

ほおを介して圧迫するので、結果として歯が内側に傾きます。寝相は同じ姿勢を長時間続けるのでなおさら危険なのです。すると単に噛むだけでさらに傾くことになるので、年を取って骨が弱くなることと重なり、歯は容易に傾きをひどくし、揺れが止まらなくなります。



歯が揺れている状態が続くと、歯と骨の連結部が壊れて隙間ができます。

そしてその隙間に唾液が入り込みます。そこは酸素が少なく、唾液の抵抗力・洗浄力も届かない環境です。すると、本来私たちの身体を守ってくれている細菌の一部が悪さをするようになり、化膿して歯槽膿漏と呼ばれる状態になりますkao-a14.gif



ほおを圧迫していると口の中を清潔に保ってくれる唾液の循環が悪くなりますflair.gif

虫歯は口の中で生産された酸や毒素によって歯が侵される病気ですが、唾液が酸を中和し洗い流して体が虫歯にならないように抵抗しています。また、歯周病で歯茎が腫れることに対しても同じです。



口の動きにとって大切な顎関節ですが、痛み、動きの悪さ、雑音、あご外れは問題になりますcoldsweats02.gif

あごの関節は口を開け閉めしたときにおおよそ前後に動くので、横から押されると容易に壊れます。くいしばりや大きく口をあけた状態を長く続けることは、関節内やその周囲で血の流れが悪くなるので危険です。うつ伏せや横向きで寝ると、この関節に不自然な力がかかり調子が悪くなります。朝起きた時にあごの痛い人、頭や首、肩が痛い人、あごの動きが悪い人は寝相にも注意ですbikkuri03.gif

 

 

何気なく取っている睡眠での寝相にも、これからすこしでも気を付けてみてはいかかでしょうか?icon_twisted.gifkira01.gif   参考資料 口から始めるアンチエイジング


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