ある時ふと、腹筋が無い事に気付いたり、病気や治療施設で、筋肉の低下を指摘されたことはありませんか?若い時につけた筋肉は貯金(筋)されません。筋肉は動かさないとどんどん縮んで筋力の低下の原因になります。特に中高年になると、なにかにつけ出るようになる腰痛と膝痛。予防には、姿勢を支える腰周辺の筋肉や、歩行に関わる脚筋などの筋力の低下に早目に気付くことです。今のうちに、腰痛や膝痛のない筋力づくりをしておくことは、転倒などのケガを防いで、将来的に寝たきりにならない未来をつくります。今回のブログでは日常で簡単にできる「座る、立つ、歩く」といった日常動作に関わる筋肉を鍛える方法など、百歳まで歩くためのコツをご紹介します。
❀建物内や駅などではエスカレーターやエレベーターは避けて、できるだけ階段を使う。
❀電車やバスを待っている間や信号待ちの何十秒かの間に「片足立ち」を繰り返す。
❀重心移動しやすい靴など、靴選びも歩ける筋肉づくりに大切です。靴底に表記されているEEやEEEといった表示がウイズといわれる足の幅の表示で、
細いほうのAAAAAからGまであります。さらにフィットさせるためには「中敷き」
もおすすめです。
❀なるべく膝を伸ばした状態を保ち、足の裏の母趾をしっかり地面につくようにして立つ。
❀外出ではショルダーバックは避け、荷物はできるだけ両手に分けて持つようにする。
正しい姿勢
❀今のうちに「姿勢」と「歩き方」を見直すだけで、将来の歩行や自立に大きな差がですます。
参考著書:百歳まで歩く 田中尚喜