前回に引き続き今回も「肩こり」がテーマです!肩こりは上から直接押したりもんだり叩いても解決しません。3つの屋台骨となる「背骨」「肩甲骨」「骨盤」が正しい位置になることによって筋肉が不必要に伸ばされたり、引っ張られなくなることで、必然的に肩はこらなくなります。屋台骨のひとつである背骨は、傾く原因が背骨そのものにはないことも多いのです。背骨が傾く原因の根本は、仙骨(せんこつ)という骨盤の真ん中にある骨にあります。
①骨盤がズレ背骨のスタート地点であり土台でもある仙骨も同調して傾いてしまう
↓
②必然的に背骨が斜めにスタートしてしまう
←②
←①
つまり、背骨をまっすぐするには、骨盤が正しい位置にあることが欠かせません。以下に骨盤が正しい位置にあるための日常で簡単にできる方法を紹介します!
「白鳥の湖」
①仰向けに寝て両腕を頭上に伸ばし、手の甲と甲を合わせます。
②左腕を左に倒すと同時に、左の腰を少し浮かせます。
③右側も同様に行います。
④これをリズミカルに左右交互に行います。
ポイントは、腰を左右に振るのではなく、あくまでも骨盤を片側だけ上に向かって持ち上げるイメージです。目安は左右を1回として1秒くらい。それを10秒(=左右で1回を合計10回)、1日に3回行います。
シンプルな「こりとりウォーク」
手のひらを正面に向けて歩きます。
通勤中、買い物しながら、会社の廊下で、駅の構内で、家の中など、どんなに短い距離でも歩くときには、こりとりウォークで歩きます。
参考著書では他の方法も紹介されてますのでぜひ参考にしてみてください。
参考著書:1日10分歩き方を変えるだけでしつこい肩こりが消える本 宮腰圭