こんにちは
今回のテーマは「テニス選手ジョコビッチも実践しているグ
ルテンフリー」についてです。
テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手をご存知ですか?
ジョコビッチ選手はテニス人気のない国セルビアで生まれ育ち、厳しい練習と経験を重ね、
2011年に3つのグラウンドスラム大会(全豪・ウィンブルドン・全米オープン)を制し、12カ月間で51戦中50勝という記録を残した人です。
そんなジョコビッチ選手がこのような素晴らしい記録を遺す前には、
アレルギー症状や喘息があり、栄養士による食生活の管理や、トレー
ニングなどを徹底して行っていましたが、
試合中に体調不良や呼吸困難で倒れてしまうことが
度々ありました。
そんなジョコビッチ選手が行ったことは、グルテンフリーの食生活です。
数日間グルテンを摂らない食生活を送るようになって
から身体がすぐにいい方向に向かい、無駄な体重が落
ち、動きが速くなり、柔軟性も増し、集中力も高まり
、疲れを感じることも、息切れすることもなくなりま
した。
今まであった恐怖や疑念はすべて自信と置き換えられ
、アレルギー症状も消え、喘息も出なくなり「世界最
高の選手」に生まれ変わることが出来たのです。
さて、グルテンとはどんなものなのでしょうか?
グルテンとは、小麦やライ麦、大麦などの穀物に含ま
れているタンパク質です。
パンに柔らかさを出す「グル―」の働きをします。
全粒穀物製品も含め、あらゆる小麦製品にはグルテン
が含まれています。
グルテンが含まれている食べ物
①パン
②麺・パスタ
③ケーキ・マフィン・ドーナツ・バンズ・パイ
④クラッカー・プレッツェル・スナック類
⑤シリアル
⑤ビール(麦芽から蒸留されたアルコール飲料)
ここに挙げたのはほんの一部です。
ではなぜグルテンに問題があるのでしょうか?
私たちが摂取するカロリーの20%を小麦が占めている
と言われています。
なので大なり小なり恒常的なグルテン反応を経ている可能性
が非常に高いです。
多くの人はジョコビッチ選手と同じような「グルテン不耐症」程度で、
5人に1人は小麦製品に対して過敏になっていると言われ
ています。
症状は体が重かったり、疲れたり、気弱になったり、肥
満、下痢、肌の吹き出物、消化不良など
穏やかなものから深刻なものまで幅広く普段の生活から来ている疲れだと思い込んでいる場合が多いです。
グルテンを取り除くことにより、すぐに体重が減少し、エネルギー
が増加し、あるいはアレルギーおよびその他の免疫不
全が消える可能性もあります。
ジョコビッチ選手は、グルテンをカットすることで状態が良くなったのは身体だけでなく、明晰な判断ができるようになり、前向きに考えられるようになったそうです。
グルテンフリーの食事はグルテン不耐症でなくても全
ての人にお勧めします。
なぜなら小麦を食べると血糖値が急上昇し、それを下げる
ためにインスリンが過剰に分泌されると脂肪を溜め込
み、太りやすくなります。
簡単ではないですが、一度2週間試してみて下さい。
ジョコビッチ選手は、体重は減り、身軽になり、動きが格段に良くなり、思考も明瞭になり、2週間絶った頃には、もう昔には戻りたくなくなっていたそうです。
時には間違ってグルテンを体内に入れてしまうあると思うが、その時こそ体がそういった食物を拒絶していることを悟ると思います。
動きが鈍くなったり、めまいを覚えたり、朝の目覚めが極度に悪くなったりするはずです。
つまり、体はあなたに対してこういった食物はもう求めていないと伝えてきているのです。
日本ではまだ浸透していませんが、欧米では「グルテンフリー」の食品が増えており、実践している人もたくさんいます。
参考著書:ジョコビッチの生まれ変わる食事