こんにちは!(^^)!温かくなり桜がきれいな季節になりましたね☆★
今回は「人間より体温の高い動物の肉は血を汚す」
というお話です。
牛や豚や鳥の体温は、人間よりも高い38.5~40℃。鳥の体温はそれよりもさらに高い41.5℃です。
こうした人間よりも高い体温の動物の脂は、その体温で最も安定した状態にあるということです。
つまり、それよりも体温の低い人間の体内に入った時には、ベタッと固まってしまう。この脂肪のベタつきが、血液をドロドロにしてしまうのです。
ドロドロになった血液は、流れが悪くなり血管の中で停滞したり詰まったりします。
一方魚は、変温動物ですから、通常の状態であれば、人間よりはるかに低い体温をしています。その脂肪が体温の高い人間の体内に入るとどうなるでしょう。
フライパンなどで油を加熱すると、溶けてさらさらの液体になります。
それと同じことが起こるということです。魚がもつ脂が血液をサラサラにし、悪玉コレステロールを下げると言われているのは、このためです。
ですから、同じ動物性タンパク質でも、「肉」でとるよりも「魚」でとったほうが、人間の体にははるかに良いのです。
魚には「赤身」と「白身」のものがあります。
一般的に赤身の魚よりも白身の魚のほうがよいとされているのは、赤身の魚のほうが酸化するのが早いからです。
なぜ酸化しやすいのかというと、「鉄分」をたくさん含んでいるからです。
マグロやカツオなど赤身の魚と呼ばれるものは、その名の通り筋肉組織が「赤色」をしていますが、これは筋肉が「ミオグロビン」という特殊なタンパク質を多く含んでいるからです。
このミオグロビンを多く含んでいるため、赤身の魚は、おろして身が空気に触れるとすぐに酸化してしまう。これが赤身の魚は良くないといわれる理由です。
一方、白身の魚は、ミオグロビンをもっていないので、切り身にしておいても、それほどすぐには酸化しません。
ところが、DHAやEPAといった抗酸化物質は赤身の方が多くもっているのです。
それに、ミオグロビンには自然なかたちで鉄分が豊富に含まれているので、貧血がある人には、とてもよい食物といえます。でも、この鉄分も酸化すると酸化鉄になってしまい、貧血改善どころか健康被害をもたらすものになってしまいます。
ですから、赤身を食べる際に気をつけたいのは、鮮度の良いものを選ぶということです。
☆肉類より魚‼
魚は白身か新鮮な赤身を食べた方がコレステロール値を下げてくれますし、血液もさらさらにしてくれるようです☆
参考資料:サンマーク出版「病気にならない生き方」新谷 弘実より