こんにちは。ツインデンタルクリニックの山田です。
今日は腸内細菌についてお話しします。
人間の腸内には健康にとって、有用な働きをする「善玉菌」、悪影響を与える「悪玉菌」、どちらとも言えない「日和見(ひよりみ)菌」の3種類があります。
善玉菌の代表が乳酸菌、ビフィズス菌などがあります。腸内で、悪玉菌が増殖すると、毒素が多く作られるようになり、腸にダメージを与え、大腸がんなどの重大な病気の原因や、免疫力を低下させ生活習慣病など様々な病気の原因になります。
全腸内細菌に占めるビフィズス菌の割合は老化とともに低下します。
また、ストレスや多量の飲酒によっても減ります。習慣では、肉などの高タンパク、高脂肪の食事が中心になると、悪玉菌がどんどん増えます。
悪玉菌が多い時は便の色が黒っぽく、臭いが強くなり、逆に善玉菌が多いと便の色は黄色っぽい茶色になり、臭いもあまりありません。
腸内で、善玉菌を増やすには、ヨーグルトや乳製品から、乳酸菌やビフィズス菌を摂るのがいいですが、数日から1週間程度で排泄されるので、少量ずつでも毎日摂った方が効果的です。
参考資料 ネット Supplement 106