ケアーマネージャー

みなさん、御無沙汰しています。

ツインデンタルクリニックの呉(おう)です。

当医院では訪問診療を4年ほど前から取り組んでいます。
歯科訪問診療には大きく居宅訪問と施設訪問がありますが、主に居宅の訪問診療を行っています。
居宅は文字通り、患者様のご自宅を一軒一軒回るので、手間はかかりますが、患者様との距離感がすごく近く、いいケアができると満足感をダイレクトに感じることができるので、やりがいはあります。

昨今、各種老人ホームや高齢者向けの住宅などがありますが、心情的には住み慣れた家で住み続けたいと思われるご高齢者は少なくないと思います。
ツインデンタルクリニックでは、そういったご希望に少しでも答えていければと考えております。

先日、現在関わって頂いているケア―マネージャーの方たちと意見交換会。。。という名の食事会を開かせてい頂きました(笑。
彼らの患者様への取り組みには本当に頭が下がる思いです。
いつも、患者様のご自宅を訪問する度に、ケアーマネージャーさんに大変お世話になっているとの話を再三耳にします。
フィールドは違えど、患者様目線で誠実に向き合う姿勢は通じる部分があるなと、うれしくもありました。
何かの縁で今のケアーマネージャーの方々とお仕事ができることにまた喜びを感じます。

普段、彼らとのやり取りは電話やファックスでのことが多いので、今回のように直接、患者様のお話や、それぞれの取り組みなどを話し合えたのは非常に良かったです。

 
 
さて最近、マスコミでも人口動態や人口ピラミットの話が取り上げられていましたが、向う数十年の間に現役世代一人に対して介護世代一人という超高齢化社会が訪れようとしています。
今、最低保証年金の為の財源捻出のための消費税の議論はありますが、医療保険や介護保険の財源はどうなるのかと思案します。

超高齢化社会の人口ピラミッド

明らかに高齢者の人口が増加すれば、医療費は増加しますが、国の限られた財源の中では、残念ながら、国に今後、医療や介護に関して多くを期待できません。
近い将来、自己負担の割合が増えたり、今まで保険で治療が受けられたものが、保険外になったりするのは予想に違わないでしょう。
今後はなるべく自分の健康を、生活習慣などを改善しながら、自分で管理する時代に一層なるのではないかと考えます。

今、ツインデンタルクリニックでは、そういう時代の流れを組んで、お口の中から少しでも生活習慣を改善して、健康を管理するお手伝いができればと考えています。
今は準備段階なので、具体的なシステムができれば、皆様にお伝えしようと思います。
それまで楽しみにしていてください。