みなさん、こんにちは。
ツインデンタルクリニックの呉です。
今日は長堀橋にある「バルカバール」というバーのラムトニックというお酒をご紹介します。
6年前に僕が今の歯医者に勤務することになり、この長堀橋の店には、鶴見緑地線の大阪ビジネスパーク駅から一本でいけるアクセスの良さもあり、週末ちょくちょく顔を出しています。
この店のマスターとは以前にお勤めになっていた別の店の時から、20年近くお付き合いさせていただいています。
このマスターのラムトニックを頂くまでは、ラム酒は非常に癖があって、苦手でした。
しかし、初めて、当時の店に行って、マスターにさっぱりしたものを希望したら、このラムトニックを勧められました。
「ゲッ!」とおもいつつ、スマートぶって、「じゃそれで・・・」と従って、飲んでみると、さっぱりして、すがすがしくて、飲みやすく、今までのラム酒のイメージを完全に覆しました。
それ以来、この「バルカバール」に寄るときは必ず、このラムトニックです。
ある日、どんな風にこのお酒をつくっているのか知りたくなって、思い切ってマスターに聞いてみると、快くレシピを教えて頂いて、家で試しに作って見ました。
ところが、僕の知っている「バルカバール」のラムトニックにはどうしてもなりませんでした。どう作っても、今までの僕が知っている癖のあるラム酒にしかなりません。
後日、マスターにその話をすると、「お酒の味や風味は、店の雰囲気、グラス、飲んでいるお連さんとかで変わります。」とのことでした。
「なるほど」、と思いながら、素敵なステンレスグラスをくゆらしながら、ラムトニックを楽しむのでした(笑。
バルカバール
涅槃像(ねはんぞう)
こんにちは。ツインデンタルクリニックの呉(おう)です。
今日は涅槃像(ねはんぞう)についてお話しようと思います。
先日、身内の家で大きな涅槃像を見つけました。タイに行ったときにあまりに心地よさそうな笑みをこぼしているお釈迦さまの姿に惹かれて、思わず買ってしまったそうです(笑。
さて、涅槃とは本来「吹き消すこと」「吹き消した状態」であり、仏教用語としては煩悩(ぼんのう)の火を吹き消した状態を指すのが本義だそうです。
お釈迦さまは三十五歳で成道して八十歳で入滅しますが、亡くなる直前に弟子さんたちに最後のさとりを開いたそうで、それがまさしく煩悩をすべて消し去った状態、
つまり涅槃のさとりであったそうです。
仏教の世界では、生き物は、輪廻転生(りんねてんしょう)、つまり、死んであの世に還った霊魂(魂)が、この世に何度も生まれ変わってきます。通常は108の煩悩の一部を抱いたまま、あの世に行って、再び、その煩悩が消え去るまでこの世に生まれ変わり、修行し続けるのです。
死ぬ間際に、涅槃のさとりを開いて、完全に煩悩を消し去ったお釈迦さまは輪廻転生というサイクルから離れて、この世とあの世での修行を完了したのです。このお釈迦様の穏やかな笑みはその安堵感から生まれたものでしょうか。
煩悩だらけの僕は、そういった意味ではまだまだ修行が足りません(笑。あと、何十回、何百回生まれ変わったら涅槃のさとりを開けるでしょうか。。。